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キャリこれ

日本マンパワー 友平美樹「部門をこえて、多くの人から信頼される総務の窓口 に」

インタビュー

社員

2021.1.21


①現在のお仕事内容を教えてください!

現在は、管理部の人事総務課で、名刺や文具、備品などの発注や、本社・支社間の郵便物の取りまとめ、レンタカーの使用申請、そして契約書の管理を担当しています。また、新卒採用にもサブとして関わっています。
今年で入社2年目になりました。1年目はとにかく業務を必死で覚えていく毎日でしたが、2年目になってからは、教わった内容をもとに一人で進めていく、ということが増えてきました。昨年に比べると、やり方もなんとなく分かってきたので、俄然仕事が進めやすくなったと思います。
最近の仕事では、特に契約書関係の業務が印象深かったです。契約金がいくらの場合は印紙がいくら必要だ、とか、これは契約書扱いだけどこれは違う、とか、企業によって対応が異なっていたりして、とにかく複雑で。難しくはあるのですが、新しいことを知るきっかけにもなりますし、知識が深まっていく楽しさのようなものも感じています。
その、契約書に関する延長線上にある話なのですが、ちょうど今、電子契約のシステム導入に向けて、どのサービスが最も日本マンパワーにふさわしいか、商品選定をしています。そのための調べものが結構大変です!電子契約になると、紙面とはまた決まりごとが違ってくるので、頭の中を整理するのに苦労しています。最終的には役員会で説明をして承認を得なくてはならないので、プレッシャーもあります。まさしく、今の私にとっては最大のミッションです。

②入社のきっかけは?

マイナビの合同企業説明会に参加したことです。ただ、実は少し紆余曲折がありまして。就職活動を始めた当初は、キャリアや人材育成にかかわるような仕事がしたかったのですが、「新卒で経験が浅い子に対して、人材育成やキャリアについての相談はしたくないよ」と家族から反対を受けてしまい、一度は全く別の業界を見ていたんですよ。ひとまずは違う業種で、ある程度「働く」という経験を積んでから、それでもなお、人材育成に携わりたければ転職すればいいかな、と思っていました。
ただ、その後はやっぱりうまくいかず、苦戦をしていた中での合同企業説明会でした。出展一覧で、日本マンパワーの社名にならんだ「キャリア研修」という文言を見つけて……。心のどこかで、キャリアや人材育成をまだ諦めきれていなかったのかもしれません。会社説明を聞いてからは、説明会の雰囲気や採用担当者の親身な対応に惹かれて、入社を決めました。
そもそも「キャリア教育」ということに具体的な関心を寄せるようになったのは、大学3年の時に、高校生に対するキャリア教育を行うためのプログラムを企画・実施する実習に参加してからでした。働く人の「人材育成」に目を向けたのは、同じくらいの時期、アルバイト先の研修を機に、バイト仲間の勤務態度が見違えるように変わったのを目の当たりにしたことがきっかけです。
その子は、もともと仕事にあまりやる気がないタイプの子で、アルバイト先のオーナーさんも少し困っていたんですね。そんな時にたまたま同じタイミングで研修を受けることになりまして。講義を受け、グループワークを行って、最後に自分の今後の目標を宣言する、という内容だったのですが、受講後の彼女に大きな変化がありました。後輩指導をするようになったり、周囲のメンバーに対しても協力的になったり。働く人へ向けた研修って、ものすごい影響力があるのだと実感しました。一つの研修をきっかけにして、ある一人の行動が変容していく様を間近で見られたのは、私にとって非常にインパクトがあって感動したできごとでした。日本マンパワーに入社したことで、実際にそういった人材育成や研修の提供に、総務というサポートの立場から関われているのは嬉しいですね。

③友平さんにとっての「自分らしさ」とは?

一言で言うと、「気配りを忘れない」です。私の中の二つの性格から、この自分らしさが生まれたな、と考えています。
一つ目は、信頼を大切にしたいと思っている自分。私は人間関係のトラブルを避けたいタイプなのですが、良好な人間関係を築くためには、やはり信頼が大切だと感じています。たとえば、初対面の人に対してもその人のことを思って気配りをするとか、ひとつの頼まれごとに対しても、要望どおりそのまま返すのではなくて、少しでも何かプラスアルファを添えて返したほうが、よりスピーディーに信頼関係を築けるのではないか、と考えています。なので、気配りは大切にしているんです。
二つ目は、マイナス思考な自分。私、ものすごくマイナス思考なんですよ……。あらゆることに対して「こうなったらどうしよう」と負のパターンを考えてしまいがちなんです。他人への気配りを徹底することで、マイナスな状況が実際に起こらないようにしている、という側面もあります。
気配りを大事にするようになったのは、高校生の頃、部活でマネージャーを始めてからです。選手が試合を楽しんでいる姿の陰に、サポートする役回りとして少しでもかかわれていることを実感して、やりがいを得ていました。思い返すと、今の業務に通じる部分もあるかもしれません。

④友平さんの名刺の色はマゼンタなんですね。この色を選んだ理由を教えてください。

一番の理由は、マゼンタの持つ「細かい気配りができる」「小さなことに幸せを感じられる」という意味に惹かれたからです。常にきめ細かな気配りができるような自分、小さいことにも幸せを感じられるような自分になりたい、なるんだ!という決意表明のような気持ちで選びました。「自分らしさ」のところでお話ししたように、マイナス思考になりがちな私だからこそ、後ろ向きになりすぎないように、という想いも込めています。
「過去と相手、他人は変えられないけれど、未来と自分は変えられる」という、大学生の頃に聞いた言葉を思い出します。相手を変えることはできないけれど、私の捉え方やアプローチの仕方は変えられる。あらゆる物事に対する見方を変えていくことで、小さな幸せを少しずつ感じられるようになっていきたいと思います。

⑤今後の目標があれば、ぜひ教えてください!

一つ目は、「笑顔を忘れない」。これから先、どんなに忙しくなったとしても、楽しさを自分で見出しながら仕事をしたいです。それに、笑顔がない人に相談ってしにくいですよね。誰かにとって、常に相談しやすい、頼みごとをしやすいような人柄でありたいと思うので、笑顔は絶対に忘れないようにしたいです。
二つ目が、「信頼を勝ち取る」。次の4月には3年目になりますが、自分でできることをもっと増やし、挑戦もしつつ、部門を超えていろいろな人に信頼される、人事総務課の窓口のような存在になりたいです。要望に対して全て応えることは不可能かもしれませんが、一番声をかけやすいからとりあえず友平さんに問い合わせしよう、と思ってもらいたい。そのためにも信頼を勝ち取っていきたいです。
あとは、今後入社してくる新入社員にとっても、信頼のおける、相談できる役回りになれたらと思っています。今年は、自分が一番年の近い先輩でありながら、人事総務課という役割でもあったので、折を見て声を掛けようと考えていたのですが、コロナ禍での在宅勤務もあり、どうしても待ちの姿勢になってしまった。どこまで踏み込んでいいのか、という遠慮もありました。新人から話を聴きだす技量は、他の先輩方のほうがあるのではないか?と……。でも、今の自分には、新入社員との距離の近さ、それゆえの話しやすさという強みがあります。それを活かして、来年こそは、私ならではのかかわりができるように頑張りたいです。