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『ブレイキン世界2位』から弁護士・経営者に転身した石垣氏から学ぶキャリア自律 【2021年3月9日開催 トップアスリート研修体験会Report】

イベント

2021.4.22


【VUCAワールドを生き抜く】というコンセプトの下、株式会社クリアソンと株式会社日本マンパワーの共催で、定期的に企業の人材育成ご担当者を対象にトップアスリート研修無料体験会を開催しております。
3月9日に開催したトップアスリート研修体験会は、「『ブレイキン世界2位』から弁護士・経営者に転身した石垣氏から学ぶキャリア自律」をテーマに、元ダンサーという経歴を持つ弁護士・経営者の石垣 元庸(いしがき もとのぶ)氏をお呼びし、オンライン上で開催しました。ファシリテーターは株式会社クリアソンの神田義輝さんでした。
体験会では、石垣氏から、ブレイキン(ブレイクダンスとも呼ばれる)との出会いから自分らしさを追求したこと、過去の経験からWill、Can、Mustの捉え方が変化したことをお話いただいた後、参加者の皆様と一緒にダイアローグセッションを行いました。
(本体験会では「問いの探究、深堀りを行い実務遂行のヒントに」というゴールを設定。登壇者が、一方的にセミナーを行うだけでなく、対話によって問いに対する思索を深めるライブ型で開催しました。)

他人にないものではなく、自分の『ある』を活かす

「ブレイクダンスは、アクロバティックなダンスでありながら、オリジナリティが求められる」と石垣氏は言います。これによって、石垣氏の考え方や、キャリア観が大きく変わりました。
競技を始めた当初、オリジナリティを求められた石垣氏は、「人がやっていないことをすれば、自分らしさに繋がるだろう」と、とにかく答えを外に求めます。しかし、逆を向くという選択肢は非常に簡単で、逆を向いた人たちと結果的に同じ方を向いてしまうことに違和感を覚えます。
そんな中、石垣氏の価値観を大きく変える出来事がありました。脚に障がいを抱えたダンサーとの出会いです。脚が軽い分、逆立ちでうまく踊れることを活かして、トップダンサーとして活躍する彼のパフォーマンスを見て、「プラスもマイナスも関係なく、自分の持ってる力を活かす」「他人にないものではなく、自分の『ある』を活かすこと」の大切さに気付いたと言います。その経験は、司法試験への挑戦、弁護士、起業とその後のキャリアにも活きたとお話がありました。

Will先行で、Can、Mustを大きくする

石垣氏は、幼少期、母親から大きな期待<Must>を与えられ、能力<Can>が追いつかないのではという不安や、自分の「ない」に目がいってしまい自信を失ってしまった。また、自分のやりたいことや意志<Will>が大きく乖離していたと言います。そこから、自分自身が大きく変わったのは、大学時代のブレイキンとの出会いでした。
学内でコソコソと始めたブレイキンの楽しさに気づき、もっとやりたいと<Will>が大きくなっていきます。できること<Can>が徐々に増え、仲間と出会い、日本代表への選出、世界大会への出場などを経て、結果に対する責任<Must>もついてくるようになり、Will先行のブレイキンの経験は、大きな成功体験になったと言います。

ダンスを裁判に活かせた

司法試験、弁護士への挑戦は大きく思い<Must>から始まります。社会的弱者に対し、自分は役割、責任を負いきれるのかなど不安があった中で、ブレイキンで身に付けた「自分らしく取り組む」=「MustとWillの共有ゾーンを広げること」を武器にします。ダンサーの経験を活かし、2014年に新人弁護士でありながら、「許可なく客にダンスをさせた」と風営法違反で摘発されたクラブの裁判において、無罪判決を勝ち取ります。
その後は、「FLOW DO IT(やるべきことに自分らしく一生懸命取り組む)」というテーマのもと、MustとWillの共有ゾーンを広げること、Canを伸ばすことを意識。弁護士を続けながら起業するなど今のキャリア観に繋がっているとのことでした。

ダイアローグセッション

 ダイアローグセッションでは「キャリア研修、キャリア面談を行う折に、会社の期待=Mustをきちんと定義し理解いただくことが重要と思っていますが、もう少し自由に考えてもらうほうが良いのかもしれないと感じました。何かアドバイスあればお願いします」といった参加者の方からの質問を皮切りに、Will、Can、Mustをビジネスの場面でどう捉えるかという問いの追求を行いました。

トップアスリート研修とは

2018年から本格的にスタートし、トップアスリートからビジネスにおいて活かすマインドやスキルを学べる企業研修です。研修の対象や、目的、課題、ゴールについて確認をしながらカスタマイズ型の設計・実施を行います。代表的な展開としては新入社員、次世代リーダー、管理職、健康経営等の対象が挙げられます。
講師にトップアスリートをお呼びし、ファシリテーターが進行を行うため、アスリートの原体験から思考や姿勢、価値観を変換することができ、ビジネスの場面でも活かせる気づきや、学びを提供します。

なぜトップアスリートなのか

アスリートは、多様な価値観を持ったメンバーの中で、短期的な成果を挙げる必要があり、厳しい競争環境の中で差別化、市場価値の向上が求められます。また、テクノロジーや技術の進歩が速く、勝ちパターンはすぐに陳腐化します。こうした環境は現代のVUCA時代と共通する点が多く、トップアスリートの習慣や思考を学ぶことで今後のビジネス界を生き抜く力を得ることができます。

その他のトップアスリート研修体験会Report

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2020年9月24日トップアスリート研修体験会Report
https://future-career-labo.com/2020/12/11/kimura01/
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2020年8月28日トップアスリート研修体験会Report
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