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新入社員意識調査2026-新入社員のキャリアのこれから-

新入社員意識調査2026-新入社員のキャリアのこれから-

調査

2026.7.9

日本マンパワーでは、今年も4月に2026年度の新入社員500名を対象に、「キャリアへの意識」や「働くことに対する価値観」についてアンケート調査を行いました。

 

新入社員の皆さんが今どんなことを考えているのか、どんな気持ちで社会人生活をスタートさせたのか――そのリアルな声を集めた今回の調査結果を、新入社員へのフォローや若手社員のオンボーディング施策、来年度の研修プログラムを考える際のヒントとして、ぜひご活用ください。

 

<調査結果全文はこちらからダウンロードできます>

本年度調査結果のポイント

期待と不安が拮抗し、前向きさと慎重さが併存している
・組織選択では、待遇だけでなく「やりたいこと」を重視する
・仕事への期待は「成長・能力発揮」、不安は「成果・スキル不足」に集中
・研修経験は、仕事への期待形成と不安軽減に関連する
・職場の人間関係には、支援・尊重・安心感を重視する
・長期定着には、能力発揮と心地よい職場環境の両立が重要である

期待と不安が拮抗し、前向きさと慎重さが併存している

■2026年入社層は、仕事への期待(39.7%)と不安(37.1%)が拮抗している。
■仕事を自己成長や能力発揮の機会として捉える一方、成果創出への懸念も大きい。
■期待と不安が同時に存在する“前向きだが慎重な入社初期心理”が特徴である。

 

働くことのイメージ、仕事への期待と不安

 

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※設問
Q5 「働くこと」について、どのようなイメージを持っていますか。あなたの考えに最も近しいものを1つ選んでください。(SA)【全員ベース】
Q9 仕事への期待と不安、どちらを強く感じていますか。あてはまるものを1つ選んでください。(SA)【全員ベース】

 

組織選択では、待遇だけでなく「やりたいこと」を重視する

■入社先の選択理由は「やりたいことができる」が最多で、仕事に期待する層ほどその傾向が強い。
■将来像でも専門職・管理職志向が一定数みられ、キャリア形成への関心が高い
■一方で出世を望まない層も一定存在し、多様なキャリア観が共存している。

 


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※設問
Q4 今の組織を選んだ”本音の”理由はなんですか。あなたの考えに最も近しいものを1つ選んでください。(SA)【全員ベース】
Q6 仕事の中で、将来の自分についてどのようなイメージを描いていますか。あなたの考えに最も近しいものを1つ選んでください。(SA)【全員ベース】

仕事への期待は「成長・能力発揮」、不安は「成果・スキル不足」に集中

■全体では「不安を感じている・計」37.1%と「期待を感じている・計」39.7%が拮抗しており、評価が揺れている状態である。
■不安は「自分が成果をあげられるかどうか」72.1%、「自分の能力(知識・スキル)不足」72.1%など、自身の遂行力や結果責任に直結する項目に集中しており、「うまく対応できるか」が心理的負担になっている。
■一方で、期待は「自分の成長」77.7%が最も高く、次いで「自分の能力(知識・スキル)の発揮」71.2%、「仕事での成功」70.1%が続いている。成長機会として前向きに捉える一方、成果創出へのプレッシャーも併存する、期待と不安が表裏一体の構造である。

 

 

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※設問
Q9 仕事への期待と不安、どちらを強く感じていますか。あてはまるものを1つ選んでください。(SA) 【全員ベース】
Q10 Q9で「かなり期待を感じている」、「少し期待を感じている」と答えた方に質問します。それは何に対する期待でしょうか。(SAMT)【期待を感じている方ベース】
Q11 Q9で「少し不安を感じている」、「かなり不安を感じている」と答えた方に質問します。それは何に対する不安でしょうか。(SAMT)【不安を感じている方ベース】

研修経験は、仕事への期待形成と不安軽減に関連する

■ 特にキャリアデザイン研修の受講者は、仕事への期待が高く、不安が低い傾向が見られる。

■ 新入社員にキャリアデザイン研修を実施している企業は多くはないが(19.3%)、当該研修は早期戦力化だけでなく、心理的な立ち上がりを支援する役割も担っていると考えられる。

 

新入社員研修の学習内容

 

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※設問
Q3 あなたのご所属の組織における新入社員研修では、具体的にどのような内容を学びましたか(これから実施するカリキュラムがある方は、どのような内容を学ぶ予定ですか)。(MA)【新入社員研修ありの方(Q2=1)ベース】
Q9 仕事への期待と不安、どちらを強く感じていますか。あてはまるものを1つ選んでください。(SA)【全員ベース】

職場の人間関係には、支援・尊重・安心感を重視する

■理想の上司像では「尊重」「共感」、同期には「助け合い」、チームには「理解・支援」が求められる。
■新入社員は競争よりも、安心して挑戦できる関係性を重視している。
心理的安全性を前提に成長したいニーズがうかがえる。

 

理想の上司像、チーム像、同期との理想の関係

 

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※設問
Q12 あなたにとって、理想の上司とはどんな上司でしょうか。あなたの考えに近しいキーワードをすべて選んでください。(いくつでも)(MA)【全員ベース】
Q14 同期社員とどのような関係を築きたいですか。最もあてはまるものを1つ選んでください。(SA)【全員ベース】
Q15 あなたにとって、理想的なチームとはどのようなチームですか。あなたの考えに近しいキーワードをすべて選んでください。(いくつでも)(MA)【全員ベース】

長期定着には、能力発揮と心地よい職場環境の両立が重要である

■働く上で重視する価値観は「能力発揮」と「心地よい環境」がほぼ同水準。
■就業継続意向も長期志向と未定層に分かれており、長期定着に向けた支援が必要。
■若手の長期定着には、成長実感と安心して働ける環境整備の両輪が重要となる。

 

現在の組織での就業継続移行、働く上で樹脂する価値観

 

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※設問
Q7 今の組織で、いつまで働き続けたいですか。あてはまるものを1つ選んでください。(SA)【全員ベース】
Q16_2 以下の価値観について、働く上であなたが最も大事にしたいものを1つ選んでください。(SA)【全員ベース】

まとめ

新入社員の価値観やキャリア観はますます多様化していますが、2026年入社層の調査結果からは、仕事に対する「前向きさ」と「慎重さ」が同時に存在している様子がうかがえます。仕事への期待を感じている人は39.7%、不安を感じている人は37.1%とほぼ拮抗しており、期待は過去5年間で最も高い水準となる一方、不安も依然として大きな割合を占めています。

 

期待の内容では、「自分の成長」が77.7%と最も高く、「自分の能力(知識・スキル)の発揮」71.2%、「仕事での成功」70.1%が続いています。一方、不安の内容では「自分が成果をあげられるかどうか」「自分の能力不足」がともに72.1%と高く、成長したい、力を発揮したいという意欲と、成果を出せるか、失敗しないかという不安が表裏一体となっていることがわかります。

 

組織を選んだ本音の理由では、「自分のやりたいことができるから」が23.5%で最多となり、今年も自分らしさや希望との一致を重視する傾向が見られました。一方で、「社内の雰囲気や人間関係が良さそうだから」も上位に挙がっており、やりたいことに挑戦できることと、安心して働ける環境の両方が、入社先選択の重要な軸になっています。

      • キャリアデザイン学習は、期待を高め、不安を和らげる支援に有効

       

      今年の調査では、新入社員研修を実施している組織が89.4%にのぼり、多くの企業で入社初期の育成機会が設けられています。特にキャリアデザイン研修を受講した新入社員は、仕事への期待を感じている割合が53.8%と、未受講者を大きく上回り、不安を感じている割合は26.3%と低い傾向が見られました。

       

      新入社員の段階から、自分の強みや価値観、将来のありたい姿を考える機会を持つことは、仕事を単なる業務ではなく、自分らしく成長していく場として捉えるきっかけになります。早期のキャリアデザイン学習は、仕事への前向きな見通しを育むとともに、組織の中で中長期的に活躍していく意欲を高めるうえでも重要だと考えられます。

      • 安心して挑戦できる関係性が、早期活躍と定着の鍵に

       

      理想の上司像では「自分を尊重してくれる」「共感して話を聴いてくれる」が上位となり、上司に求めるコミュニケーションでは「困った時には助けてほしい」が最も高くなっています。また、同期社員には「困った時には助け合える仲」、理想のチームには「互いのことを理解し尊重している」ことが求められており、新入社員は競争よりも、必要な時に支え合える関係性を重視していることがわかります。

       

      これからの新入社員育成では、早く成果を出すことだけを求めるのではなく、本人の成長意欲を引き出しながら、不安を受け止め、安心して挑戦できる環境を整えることが欠かせません。上司や先輩との対話、同期とのつながり、失敗を支え合えるチームづくりを通じて、新入社員が自分らしく力を発揮できる状態をつくることが、早期活躍と長期的な定着につながるでしょう。

       

      今回の調査結果が、各社における新入社員育成やオンボーディングの取り組みに少しでもお役立ていただければ幸いです。

      新入社員意識調査2026
      ダウンロードはこちら

      【 調査概要 】 

      株式会社日本マンパワー調べ
      調査手法 :クロス・マーケティングモニターへのインターネット定量調査
      調査地域 :全国
      調査対象 :2228歳の男女
      調査期間 :2026/4/28()2026/5/18()
      有効回答数 : 500サンプル
      調査実施 :株式会社クロス・マーケティング

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